最近+1(833)から始まる番号から電話がかかってきた、って人多いみたいですね。
国際電話なんてかかってくるはずないのになんか怪しい…
「思わず出ちゃった!すぐ切ったけど大丈夫かな」
って気になっている人、多いと思います。
全然国際電話なんてしないのにかかってきたらびっくりしますよね。
普段仕事で国際電話をしている人はうっかりでてしまい大変なことになってしまった方もいるようです。
そこで以下について調べてみました!
・833はどこの番号?
・833の着信に出たらどうなる?目的は?
・833の着信に出てしまった時の対処法
この記事を読んで少しでも不安が解消してくれたら、と思います!
早速ご覧ください!
833はどこの番号?
実は+1(833)から始まる番号は存在しません!
実在しない架空の国番号になっております。
実は最近、国際電話を使った詐欺が急増しているそうなんです。
ツイッターにも電話がかかってきた方からの書き込みがたくさん見られます。
+1 (833) 〇〇〇-〇〇〇 って番号から電話来てたからググッたらアメリカからでめちゃくちゃ怖ッッ
— ポム☄️ (@policeman_072) October 1, 2020
さっき国際電話かかってきたけど
詐欺かな?833って、どこの国だろう? pic.twitter.com/5iR7G0oCnI
— ドルエン (@kitanokuni0) September 28, 2020
中には1日に3回もかかってきた、という人もいるので怖いですよね。
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833の着信に出たらどうなる?
833からの着信に出ると、中国語でメッセージが流れてくるそうです!
女性の声で録音してある自動メッセージのようなものが流れてきて、内容はだいたい以下の通り。
「不足している手続きがあるから中国大使館へ連絡してください。メッセージが終わったら9を押すと大使館へつながります」
どうやら日本にいる中国人がターゲットのようです。
大使館と聞くと、かけなくちゃ!と思ってしまう方もいるかもしれませんね。
かけなおすと振り込み詐欺の被害にあったり、通話中に高額な料金が発生することもあるとのこと。
ワイドショーでは、「試しに最後に9を押してみたら翌日大量の迷惑電話がかかってきた」と放送されていました。
中国語がわかる人だとバレて、狙えそうな人リストに登録されてしまったのでしょう。
かけなおしたら英語のメッセージが流れた、という方も。
ケータイに電話が掛かってきたので出たら、中国語の自動ガイダンス。
なにこれ? 新種の詐欺?
しかも、国際電話。
+1(833)453-7578先頭の1はアメリカらしいので、かけ直したら、英語で自動ガイダンスが流れた。
— 🎌ねこうよ🎌チョッパリ(すめらきいやさか) (@WiBxev14PppismS) September 30, 2020
中国語だけでなく、英語バージョンもあるんですね!
ちなみに、在日中国人を狙った振り込み詐欺のため、日本人だとわかるとすぐ切られるそうです。
実際に国内で事件発生
「中国大使館名乗るウソ電話」というタイトルでYahoo Newsに載っていました。
高知県内に住む中国籍の男性が、大使館職員などを名乗るうその電話で約990万円を騙し取られそうになっていたことが分かった。
高知県警は、今年の春以降、同様の手口の被害があったとして、注意を呼びかけている。
県警によると、県内に住む男性(中国籍・60代)の携帯電話に、9月中旬から28日までの間に、中国大使館職員を名乗る女や中国の警察官だという男から、複数回にわたって電話があり、「詐欺犯があなたの口座を利用している。罪になるので誠意を見せろ」と、送金を求められた。
この男性は、29日に銀行窓口で指定された口座に約990万円を振り込む手続きを行ったが、同じ日に家族に相談して詐欺だと分かったという。
詐欺だと気づき、被害にあわなくてよかったです.
990万円とは、ずいぶん高額ですね。
ワン切り詐欺
もともとかけ直してもらうのが目的で、すぐに切れる「ワン切り」でかかってくることも多いようです。そのような詐欺は「ワン切り詐欺」と呼ばれています。
なぜかけ直してほしいかと言うと、かけ直した人に高額な料金が発生する仕組みになっているからです。
国際電話は電話をかけた側も出た側も両方料金がかかります。
その仕組みを利用し、日本の詐欺グループが海外の詐欺をしている電話会社に電話番号を渡してワン切りをしてもらい、得た料金の一部を犯人側が受け取る、という方法で行われている詐欺が実在します。
「833」以外にも多数の番号で被害発生
「833」以外にも「675」「887」「855」「866」等多くの番号が使われています。
「675」から始まるパプアニューギニアからの電話も多くかかってきているみたいなので要注意です。
多数の番号を使っているのは、犯人側が身元をバレにくくするため、番号を分散しているようです。
ではなぜ番号偽装ができるのでしょうか?
Yahoo Newsには以下のように書かれていました。
番号偽装がなぜできるのか。国際電話の仕組みに詳しい専門家は、中国にいる犯人が、第三国の電話会社と結託しているとみている。アフリカや東欧、中南米などの電話会社は以前から、国際電話を悪用した詐欺に加担しているのではないかと問題視されてきた。着信履歴を残してすぐ切り、かけ直してきた人から高額な電話代を請求する「国際ワン切り詐欺」が典型例だ。
犯人側は特にターゲットにしたい人のリストがあるわけではなく、携帯電話に片っ端から電話しているパターンもあるそう。
全国の警察などから迷惑電話番号の提供を受けて対策を取る情報セキュリティー企業「トビラシステムズ」によると、手あたり次第月に約180万回着信している可能性があるといいます。
日本中の携帯電話にかたっぱしからかけたら日本人が出る可能性が多いので、多くの日本人が困っているんですね。
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833の着信に出てしまった時の対処法
今のところ有効な対策法はないそうなので、まず怪しい番号からの電話は出ないことが一番です。
どうしても気になるときは、悪質な番号だった場合インターネットで検索すれば出てくることもあるのでまずは出ないで調べてみましょう!
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まとめ
このような悪質な詐欺の被害にあう方がいないことを願います。
自分は大丈夫、と思わないで自分自身も気を付けて、不審な番号からは出ないことを徹底したいと思います。
みなさんも気を付けてくださいね!